第二に、非同期モーターの回転子は、回転子コア、回転子巻線、回転子シャフトなどで構成されます。
1. ローターコア
のローターコアはモーターの磁気回路の一部です。それとステーターコアおよびエアギャップが一緒になってモーターの磁気回路全体を構成します。ローターコアは一般に厚さ0.5mmのケイ素鋼を積層して作られています。中小型 AC モーターのローター コアのほとんどは、モーター シャフトに直接取り付けられています。大型ACモーターのローターコアは、ローターシャフトにセットされたローターブラケットに取り付けられます。
2.回転子巻線 回転子巻線は誘導電位の役割を果たし、電流を流して電磁トルクを発生させ、かご型と巻線型の2つの形状の構造になっています。
1.かご型ローター
かご型回転子巻線は自動閉鎖巻線です。各スロットにはガイド バーが挿入されており、コアの端から延びるスロットですべてのガイド バーの端を接続する 2 つのエンド リングがあります。コアを取り外すと、巻線全体の形状が「丸いかご」のような形状になるため、かご型ローターと呼ばれます。
2. 巻線ローター
巻線回転子巻線と固定巻線は、回転子コアのスロットに埋め込まれた絶縁ワイヤと同様で、星形の三相対称巻線に接続されます。次に、3 つの小さなワイヤの端がローター シャフト上の 3 つのコレクタ リングに接続され、電流がブラシを介して引き出されます。巻線ローターの特徴は、コレクター リングとブラシを巻線回路の外部抵抗に接続して、モーターの始動性能を向上させたり、モーターの速度を調整したりできることです。ブラシの磨耗を軽減するために、巻線非同期モーターにはブラシ短絡装置が装備されている場合があります。これにより、モーターの始動が完了し、速度を調整する必要がなくなったときに、ブラシが持ち上げられ、3 つのコレクタが作動します。リングも同時にショートします。